キャリア教育
キャリア教育と必要性
キャリア教育とは、自立した職業人へと成長するために必要な能力や意識を育て、それぞれにふさわしいキャリアを選択・構築していけるよう援助することを指します。
人口構成の変動を伴う社会の大きな変化は、口腔分野のサービスに関する需要を高める一方、サービスの提供のあり方について従来とは違う形式を求めてきています。CureからCareへ、通院から訪問へ、口腔から全身へ、そして医歯連携へ。口腔ケアを担う人材の働き方についても、多様な選択を可能にする時代に入ってきました。自身の幸福のために、自ら判断し行動できる職業人材の育成が急務です。
パイオニア精神と実績
私たちは歯科人材へのキャリア教育の必要性を察知し、2006年から継続的に歯科衛生士学生に向けた就職ガイダンスを実施しています。歯科業界を取り巻く環境や時代の変化に合わせたコンテンツを提供し続け、現在では全国各地の歯科衛生士教育機関で毎年多くの講義を行っています。また、歯学部および臨床研修センターでの講義活動も推進しています。
歯科衛生士教育機関との連携
今やキャリア教育は、歯科人材養成機関にとって、その存在価値を高めるために欠かせないテーマとなっています。しかし、必要性を認識し積極的に取り組もうとするときに、現在の学内リソースだけでは十分なコンテンツを提供しきれないという実務者の声も聞かれます。私たちは歯科人材養成機関と連携しながら、状況に応じた支援を行っています。